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『ドラえもん』は漫画・アニメ・映画ともに翻訳され、特に東アジア・東南アジア諸国で人気作品となっている。1970年代にはすでに香港で、そして台湾で中国語の海賊版が出版されており、また日本文化が当時解放されていなかった韓国でも海賊版が横行した(韓国の知的財産権問題#著作権、トンチャモンも参照)。
そのため韓国や中国などでは、日本の本家『ドラえもん』の方がコピーであると、過去に誤解されたこともあった。海賊版は現在でも東南アジアで広く見られている。
また、木村純一プロデューサー(当時)によると、東南アジアにおいてのアニメ版は視聴率が70パーセントを超えることもあるという。
漫画は1991年以降、東アジア、東南アジア、ヨーロッパを中心に翻訳がなされている。中国・台湾・マレーシアなどの中国語表記は長らく"机器猫"、"小叮噹"などとなっていたが、原作者サイドより原音に近い発音に変えてほしいとの要請があり、1997年以降の正規出版物は"哆啦A夢"に統一されている(未だに「小叮噹」と書いてあるものはまず海賊版)。それと同じく韓国表記は"도라에몽"(読みは「トラエモン」または「ドラエモン」)、その他の国のほとんどは"Doraemon"となっている。
アニメーションは他に中南米(ブラジル、コロンビア、チリ、アルゼンチン、エクアドル、ボリビア、パラグアイ、ベネズエラ、パナマ、メキシコ、プエルトリコ、ドミニカ共和国、ニカラグア、コスタリカ)、ヨーロッパ(スペイン、イタリア、フランス)、アラビア語圏(アルジェリア、チュニジア、リビア、サウジアラビア、カタール、UAE、オマーン)、東アジア(韓国、香港、台湾)、東南アジア(インドネシア、マレーシア、タイ王国)、南アジア(インド)、ロシア連邦、イスラエルでも放送された。アメリカ合衆国に関しては、1985年にCNNのテッド・ターナーが50話分の放映権契約を結んだものの、未だに放映されていない。常にドラえもんに頼りきっているのび太のイメージが自国の子供に悪影響を与えるというのが理由とされている。
本作が出版された主な国および地域は、香港、台湾、中国、韓国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、タイ王国、インドネシア、キプロス、イタリア、スペイン、フランスである。スペインではスペイン語(カスティーリャ語)、カタルーニャ語を含む5言語で出版された。東南アジア諸国では、ママがドラえもんの道具でやり込められると子供が大喜びするという特徴が見られる。
ベトナムでは、海賊版が1000万部を売り上げていた。正規版を出版するにあたっては、それまでの原作者に支払われるべき印税をもとに、「ベトナムの子供たちのためのドラえもん教育基金」が設立された。
また、各国のコミック雑誌(香港青文社「HAPPY DRAGON 快樂龍」など)にも連載されている。
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